平成28年度一人一人が輝く活力ある学校づくり推進事業

『平成28年度一人一人が輝く活力ある学校づくり推進事業』で文学散歩・図書館教養講座を実施しました。

岩瀬高校は,校訓「自分の中の力を伸ばせ」のもと,自らの可能性を信じて努力する生徒を育てる学校です。

 

平成28年7月27日(水),岩瀬高校の「文学散歩」で,JICA地球ひろば,貨幣博物館,日本銀行・本店本館を訪問しました。

平成28年5月27日(金),岩瀬高校の生徒が,作新学院大学の図書館を見学し,「司書講座」の体験授業を受講しました。

これは、県教育委員会の『平成28年度一人一人が輝く活力ある学校づくり推進事業』の一環として,実施されたものです。

 

事業報告

事業の名称

社会人基礎力養成事業
~生徒が夢を実現し,充実した人生を主体的に切り拓く礎を築くために~

  • 平成28年度 文学散歩

  1. 目的

    • JICAでの見学・体験を通して,世界の諸問題についての理解を深める。
    • 日本銀行の仕事や建物(重要文化財),貨幣の歴史などについて学ぶ。
  2. 対象

    希望者(20名程度)

  3. 実施日

    平成28年7月27日(水)  7:20(学校発)~18:00(学校着)

  4. 見学場所

    • JICA 地球ひろば〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5
      入場料 無料
      見学・体験 10:00~12:00
    • 日本銀行金融研究所貨幣博物館〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町1-3-1 (日本銀行南分館内)
      入場料 無料
      見学・体験 13:30~14:30
    • 日本銀行 本店本館〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町2-1-1
      入場料 無料
      見学・体験 15:00~16:00
    • 内容

      • 「JICA地球ひろば」で,地球案内人(ガイド)による説明を通じて開発途上国の現状や国際協力の実情について体感する。
      • 重要文化財に指定されている日本銀行本館(中庭,旧地下金庫エリア,旧営業場,史料展示室等)および貨幣博物館を見学する。
      • 日本銀行の仕事や建物,貨幣の歴史などをテーマにしたレクチャーを受講する など
    • 当日の生徒の様子

      • JICA

        地球ひろばにおいては,発展途上国の暮らしの現状や,地域紛争の内容について「見て・聞いて・触って」体験することが出来ました。

        アフリカの色鮮やかな民族衣装を着たり,青空教室で使用するノート代わりの石版などを実際に手に取ったりして,世界の現状を少しながら理解するこができました。

        ボランティアの体験談では、質疑応答が活発でした。

      • 貨幣博物館

        1億円の束はとても重かったです。石や貝から始まる貨幣の歴史に興味津津の様子でした。

      • 日本銀行本店本館

        古い建物について,説明を受けながら見学しました。重厚感のある雰囲気に圧倒されました。

        実際に社員の皆さんが仕事をしている場面では,興味深そうに見学していました。

    生徒の感想

    • 「幸せは自分の考え方次第」。これは、最初に見学をしたJICAで聞き,私の心に強く響いた言葉だ。私たちは当たり前のように学校に通い,「授業がいやだ」「面倒だ」などと言っているが,開発途上国の多くの子どもは、学校に通うことすらできない。しかし,大人も子どもも,一日一日を大切にし,感謝し,笑顔で過ごしている。JICAの見学を通し,見過ごしてしまう当たり前の幸せに気づくことができた。

      図書委員長 3年2組  稲川 美里
    • 1億円の紙幣の重さは,想像以上であり,千両箱の重さに至っては,それ以上であった。日本の紙幣の偽造防止の技術の高さに驚いた。

      日本銀行の本店は,防犯に対してとても厳重で,巨大な金庫の扉はとても厚く,何重にもなっていることに驚いた。

      図書副委員長 3年3組  海老澤 祐一
文学散歩1 文学散歩2 文学散歩3 文学散歩4

 

・平成28年度 第1回 図書館教養講座「大学図書館見学」

テーマ

「図書館」を学ぶ

  1. 目的

    • 大学の図書館を見学し,図書委員会活動の参考にする。
    • 大学の図書館について知り,進学後,スムーズな活用ができるようにする。
  2. 対象

    希望者(20名程度)

  3. 実施日

    平成28年5月27日(金)  13:00(学校発)~17:00(学校着)

  4. 講師

    作新学院大学  図書館担当の先生

  5. 見学場所

    作新学院大学(〒321-3295 栃木県宇都宮市竹下町908番地)

  6. 内容

    • 図書館施設の見学
    • 図書委員会活動のあり方についての実践演習 など
  7. 当日の生徒の様子

    • 図書館の規模・設備・蔵書数等が高校とは異なり,新鮮な驚きがあったようである。
    • 貴重本の実物に接する機会に恵まれ,積極的に手に触れ,解説に聞き入っていた。
  8. 生徒の感想

    • 「大学の図書館を見に行く」というテーマのもと見学に行ったせいか,1年生のときの大学見学とは全く見方が違いました。図書館の建物自体の大きさもそうですが,自然光を取り入れた閲覧室など、高校の図書館と比較にならないほど立派でした。

     

    (2年女子)
    • 就職のことばかり考えていたが,進学をして資格を得ることもよいことではないかと思った。
    (2年女子)
    • 図書館ですが,とにかく「圧巻」の一言でした。建物がとても洗練されたデザインであり,居心地のよい空間でした。
    (3年女子)
  9. 評価

    • 図書委員会の研修として図書の配架や季節感を表現するディスプレイなど参考になった。
    • キャリア指導の一環として大学見学ということを通して,今まで気づかなかった進路や職業について知ることができ,視野を広げることにはつながったと考えられる。
図書館教養講座1-1 図書館教養講座1-2 図書館教養講座1-3 図書館教養講座1-集合写真


平成27年度の図書館教養講座

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