『平成30年度一人一人が輝く活力ある学校づくり推進事業』で文学散歩・図書館教養講座を実施しました。
平成31年2月5日(火)5・6時限,桜川市朗読の会「虹」(代表 高橋淸子先生)の村上和子先生を講師としてお迎えして,岩瀬高校の「平成30年度 第3回 図書館教養講座」が実施されました。
平成30年7月26日(木),岩瀬高校の「平成30年度 第13回 文学散歩」で,東京臨海広域防災公園「そなエリア東京」の防災体験ゾーン「東京直下72h TOUR」に参加し,クイズに答えながら,地震発生後72時間,自力で生き抜く知恵を学びました。
平成30年5月25日(金),岩瀬高校の「平成30年度 第1回 図書館教養講座」で,JAXA筑波宇宙センターを見学しました。
これは、県教育委員会の『平成30年度一人一人が輝く活力ある学校づくり推進事業』の一環として,実施されたものです。
事業報告
事業名称
社会人基礎力養成事業(IWAKOU Dreams Decide Brain プロジェクト)
~自らの可能性を伸張させ,主体的に人生を切り拓く基礎を培うために【継】~
事業目標
豊かな心と人間関係形成能力の育成
学校図書館を心の教育の中心に位置づけ,図書館教養講座の実施を通して,生徒の教養を育み豊かな心の育成を目指す。
事業内容
マナー・教養・国際理解・災害等の各講座を,生徒のキャリア発達を考慮し3年間を見通して計画的かつ組織的に実施する。
評価方法および評価基準
- 図書館利用者が増加し,一人あたりの1年間の読書量が増加したか。
- 各事業実施後にアンケートを実施し,生徒の自己肯定感や意識の高揚が見いだせたか。
事業計画
図書委員会活動のなかで,図書館利用案内や広報活動を積極的に行うとともに,生徒の意見を集約して図書館教養講座の内容を改善・実施する。
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平成30年度 第1回 図書館教養講座
- テーマ
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宇宙を身近に感じよう
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目的
日本の宇宙開発事業の拠点として開設されたJAXA(宇宙航空研究開発機構)の筑波宇宙センターを訪問し,実物大の人工衛星や本物のロケットエンジンなどを間近に見学することにより,最先端の宇宙開発の現状を知る。
対象
希望者(20名程度)
実施日
平成30年5月25日(金)
見学場所
JAXA 筑波宇宙センター(つくば市千現2-1-1)
内容
ロケット広場にて,H-Ⅱロケットの実機を見学し,記念撮影。
展示館「スペースドーム」にて,国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の実物大モデルに入り中を見学したり,宇宙服を直に触れたり等の体験をした。
生徒の感想
- 展示されている宇宙服は,「小さな宇宙船」ともいわれ,重さは120キログラム,約8時間程度活動できると聞き,驚くとともに,現在の科学技術のすばらしさに改めて感心しました。
実物大の国際宇宙ステーション「きぼう」や,補給機「こうのとり」は,想像以上の大きさでしたが,無限に広い宇宙からしてみればとても小さなものだと思った。
平成30年度 第13回 文学散歩
- テーマ
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防災について学ぶ
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目的
防災体験ゾーン「東京直下72h TOUR」に参加し,クイズに答えながら,地震発生後72時間,自力で生き抜く知恵を学ぶ。
対象
希望者20名程度(中型バス1台)
実施日
平成30年7月26日(木)
見学場所
- 東京臨海広域防災公園(〒135-0063東京都江東区有明3-8-35)
- お台場,有明周辺
内容
タブレット端末を使い,クイズに答えながら,地震発生後72時間の生存力をつける体験学習ツアーに参加する。
お台場・有明周辺「フジテレビ」見学・自由散策
お台場・有明周辺の中心的な施設である「フジテレビ」社屋を見学し,番組制作の一端を知る。
生徒の感想
- 「そなエリア東京」での体験学習の結果,私が72時間後まで生存できる可能性は,60%ととても低く,地震対策の認識の低さを実感しました。命を守るために今できる事は何か,「もしも」の言葉を忘れずに生活していこうと思います。
「フジテレビ」では,ドラマ「コードブルー」の企画展が開催されていました。脚本や実際に使用されたフライトスーツ,再現された医局のデスクなどドラマファンとしては,見ごたえのある,興味深いものばかりでした。
平成30年度 第3回 図書館教養講座
- テーマ
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「読み聞かせ」について学ぼう
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目的
自分以外の人に童話や絵本を読み聞かせることを学ぶことによって,将来看護職を目指す生徒たちに,言葉を中心としたコミュニケーションの一つの方法を体験させる。
対象
衛生看護科3年5組生徒(31名)
実施日
2月5日(火)5・6時限
場所
本校図書館
内容
- 「読み聞かせ」についての説明
- 講師の先生方による実演(紙芝居・絵本)
- 代表生徒3名による実演
- 「虹」の先生方からの講評
- おもちゃの作成
内容
「虹」のみなさんによる紙芝居、絵本の「読み聞かせ」、エプロンシアターの実演。高校生による絵本の「読み聞かせ」の体験。「回しゴマ」作りの工作。工作も少々手間のかかるものを教えていただいたのですが、個性あふれるかわいらしいものが出来上がりました。
生徒の感想
- 聞き手の立場に立った、「読み聞かせ」の技術を学ぶことができ有意義だった。
- 「読み聞かせ」は高校生の現在では、されることもなければ、幼い子にしてあげることもなく、とても新鮮に感じられました。
- 人前に出て絵本を読み聞かせることは、初めてだったので、読むスピードや本の向き、声の出し方など難しく感じられた。今後の実習に活かしていこうと思います。