看護科通信

 

平成31年3月12日

     桜川市消防署の指導協力による

        「救命処置」の校内実習を実施

 

3月12日(火曜日),桜川市消防署 ,ボランティアの方々のご協力により,衛生看護科3年生31名を対象に「救命処置」(AEDの使い方)の校内実習を実施しました。
              

 

 救命処置とは突然の心肺停止もしくはこれに近い状 態になったときに胸骨圧迫、および人 工呼吸を行う心肺蘇生cardiopulmonary resuscitation(CPR)を行う事」でありとくに心停止の発生から最初の10分間の対応がカギとなります。
 参加した生徒からは「なぜこれを行うのか」「一人で助けようとせず周りの方に協力を求めて行うこと」「以前体験した時より今回救命の具体的な根拠が理解でき新たな学びを得ることができた」と感想がありました。


   




















 




 
▲救命処置の流れ(1秒も無駄にできないこと)を説明して頂きました。















▲人工呼吸の方法を詳しく指導して頂きました。   



















 ▲胸骨圧迫のポイントを具体的に教えて頂きました。



















 
平成31年2月22日

 

     臨床指導者の指導協力による

  「食事介助・口腔ケア」の校内実習を実施     

 

2月22日(金曜日),臨地実習病院の指導者5名を講師にお迎えして,衛生看護科1学年39名を対象に,「食事介助・口腔ケア」校内実習を実施しました。
 「食事介助」は、嚥下(えんげ)障害のある高齢者や障害者などひとりでうまく食事ができない方のために安全に食事介助を行うことです。               
「口腔ケア」
は、患者様の口の中を清潔にして感染症を防いだり安全に配慮し口腔の爽快感を得るためのケアです。
 このケア
を正しく理解することは患者様の唯一の楽しみである食事の支援及び誤嚥性肺炎などの予防に繋がります。






 










        
          










                
隣地実習病院の実習指導者5名を講師にお迎えしました。

 












 







 ▲口腔ケアのポイントを指導していただきました。













 
 
口腔ケアでの患者様へのポイント・声かけ等を指導して頂きました。














 
食事指導のポイントを詳しく説明して頂きました。





平成30年12月8日
県立岩瀬高校で「いのちの学習会」を実施

 

1126日(月曜日),岩瀬高校で,移植経験者のご家族を講師にお迎えして,衛生看護科全学年172名,普通科1年生103名を対象に,いのちの学習会を実施しました。
   移植医療の現状を正しく理解するとともに,命の尊さを再認識し,移植医療を必要としている患者・家族のおかれている状況を理解することを目的として実施しました。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲スライドを使って説明をして頂きました。
 

 ▲ご家族の移植医療について熱心に話しして頂きました。

 

 講師は,公益財団法人いばらき腎臓財団
  移植経験者のご家族 神達宏美先生でした。

 スライドや動画を使って,「移植医療と移植医療を必要としている方の状況や,移植経験者およびその家族への看護師としての関わり方等について」講演して頂きました。移植手術を受けるまでの,家族の願いや葛藤,また,手術の時や手術後の経過等についてのお話でした。生徒たちは2時間にわたる話でも最後まで,真剣に集中して聞いていました。

 
 ▲移植手術後の経過についても話していただきました。


 ▲生徒の感想の発表がありました

講演終了後,生徒から感想の発表がありました。
 看護科の生徒からは,「今,当たり前のように過ごしているこの日常が必ずしも当たり前ではないということについて考えさせられるいい機会になりました。」「ご家族の気持ちを,看護師に対してや,医療に対して話して下さり,現場の現状も知ることができ,問題がある部分も含めて勉強になりました。」「心から患者様やその家族の方を考えられる看護師になりたいと思いました。」という感想がありました。
    また普通科の生徒からは「今まで以上にいのちの大切さについて学ぶことができた。今,こうして生きているのは,決して当たり前ではなく,とても幸せな事なんだなということを実感した。」「学習会を通して,今まで現実味のなかった臓器提供が身近なものだということがわかりました。命は大切にします。」という感想がありました。

 

                                           平成30年11月9

県立岩瀬高校生が岩瀬東中学校文化祭で
          看護デモンストレーションをしました。

 
10月20日(土曜日),岩瀬高校専攻科1年生が、岩瀬東中学校の文化祭で看護デモンストレーションをしました。地域の中学校文化祭において,看護に係るデモンストレーションを行って一般の方々の看護職への関心を高め,理解を深るため,中学校の生徒,保護者及び教職員等に本校における看護教育の取り組みを紹介することを目的としています。岩瀬東中学校と岩瀬西中学校を1年ごとに交互に訪問しており,平成30年は岩瀬東中学校に5名の生徒が参加しました。

 当日は,全体会では,看護科の説明や健康に関するクイズを行いました。○×クイズでは中学生全員が挙手をして答えてくれました。全体会終了後、美術室に看護科のためのブースを設置していただき,血圧測定,体脂肪測定, 新生児の援助(新生児人形の抱っことオムツ交換)を実施しました。体脂肪測定は男子に人気で,新生児の援助は女子に人気がありました。多くの中学生や先生方に参加していただき好評でした。

 岩瀬高校の生徒からは,「新生児のオムツ交換を一生懸命行っている中学生の姿を見てとても感動しました」「私にとってもよい経験が出来ました」「根拠を交えながら留意点を説明することで自分の勉強にもなりました」という感想がありました。















▲健康に関するクイズを出しました















▲血圧測定をしました


▲体脂肪測定をしました

▲新生児への援助方法を説明しました
平成30年10月31

県西生涯学習センターが県立岩瀬高校でハイスクール体験教室を 開催しました
 9月29日(土)県西生涯学習センターが,ハイスクール体験教室 岩瀬高校編を実施しました。
ハイスクール体験教室は各学校の特性を活かした体験活動をすることにより,子ども達の豊かな人間性や社会性を養うために開催しています。
 今回は14名の子どもたちが参加し,岩瀬高校の生徒教員の指導のもと,プチナース体験として,「赤ちゃん抱っこ」「ナースキャップ作り」「ナース服試着写真撮影」などを順番に体験しました。また,校内の医療器具,人形,模型を見学しました。
 
保護者からも「設備が整っている」
「岩瀬高校を知るきっかけになりました。」との声を聞くことができました。



▲ナースキャップ作り

▲赤ちゃん抱っこ


▲ナース服試着・写真撮影


▲メダル授与,柏校長






 

平成30年10月19日
 
県立岩瀬高校生が小学校運動会で救護係をしました

 

 平成30年9月29日(土曜日),岩瀬高校衛生看護科3年生が,岩瀬地区の小学校5校の運動会で救護係をしました。

 

運動会の救護係の活動をとおして,看護に関わる体験をし,希望を持って自己の未来を築いていけるようにするとともに,児童や保護者,先生方に職業教育や本校衛生看護科への関心をもっていただくことを目的としています。今年は岩瀬小学校,坂戸小学校,南飯田小学校,羽黒小学校,猿田小学校に各4名ずつ,合計20名の生徒が参加しました。

当日は朝方に雨が降り,実施が危ぶまれましたが,時間とともに雨も上がり,無事行われ,生徒たちも救護係として活動できました。

生徒からは,「子供たちの笑顔を見て,あらためて人の役に立てることはうれしいなと思いました。」「コミュニケーションのとりかた,言葉遣い,目線など気をつける必要がありました。対象者に合わせた関わりを行っていきたいです。」という感想がありました。小学校からもとても感謝して頂きました。

 

 















     ▲救護係をしました










                          ▲ケガの手当てをしました


平成
30年1012(金)
   県立岩瀬高校専攻科生が生涯学習フェステェバル2018に参加しました
  10月6日(土)7日(日)岩瀬高校生が、県西生涯学習センターで行われた生涯学習フェア2018に参加しました。両日とも専攻科1年生10名ずつで合計20名が参加しました。

 血圧測定、体脂肪測定、健康教育を行いました。とても好評で、行列が出来ることもありました。測定を行うだけでなく、お客さんと会話をしてコミュニケーションをとりました。それと同時に、看護科で学んだことをもとに、健康について考えてもらいました。


▲親子で測定される方もいました




















                                                                                   ▲血圧測定をしました













平成
30619( )

保護者ボランティアの参加による「基礎看護」校内実習実施

 

   目的:「基礎看護」の授業の活性化を図ると同時に、家庭と連携を深める
        ことで日常生活援助をより意識させ、看護臨地実習へと連動する効果
        的な校内実習を実施しました。
内容: 保護者ボランティアの方に患者役として「ベッドからの移乗の援助」
        の校内実習に参加してもらい、基礎看護援助の知識・技術の習得に努
        めました。
                                                                                                                     

           

                       

                 *生徒(保護)の感想*

[保護者] 

  ○子供たちの学校での学習状況を体験することが出来てよかった。
    慣れないながらも一生懸命学んでいる姿はとても良かった。
また参加して子供
    たちの成長を見たいと思いました。

  ○実習について家で聞くだけではなく実習に参加する事により親自身学ぶことが
    出来た。
 

  子供たち同士で意見を出し合ったり,反省したり,とても一生懸命なのが分か
    りました。

[生徒]

  ○緊張しましたが、色々意見を頂いたので今後に生かせるようにしたい。 

  ○声掛けをきちんと行い、患者さまに何を行うのか分かりやすく説明する事が必要
    だと身をもって感じることが出来ました。
  ○ボディーメカニズムを意識して行うことで、患者さまの安全と自分自身の身体を
    守る事が出来ると学ぶことが出来ました。

平成30年度 第47回戴帽式
















 4月27日(金)に本校体育館で第47回戴帽式が行われました。
戴帽式は,本格的な病院実習を前に,実習生徒にナースキャップを贈り,看護の道を歩む決意を新たにする行事です。 式典には,衛生看護科3年生31人が式に臨み,厳粛な雰囲気の中,キャンドルを手に「ナイチンゲール誓詞」を全員で唱和しました。

柏正則校長が,「看護師を目指す者にとって,戴帽式は意義ある儀式。皆さんの前で誓ったナイチンゲール誓詞を忘れずに精進してほしい」 と式辞を述べました。
生徒を代表して, 高倉 瑠華さんが,「本日頂いたキャンドルの炎を心にともし,看護への熱い気持ちを忘れることなく,31人の仲間と共に日々研鑽してまいります」 と誓いの言葉を述べました。

生徒(参加者)の感想等

〇戴帽式を行ったことにより,本格的に始まる臨地実習を乗り越えられると思えるようになりました。

〇とても緊張したが,戴帽式を見に来てくださった方々が感動してくださり,クラス全員で団結した一生の思い出に残る戴帽式にすることが出来ました。

〇先輩方の指導もあり,無事に戴帽式を終えることが出来ました。戴帽式を行ったことに安心せず,今から始まる実習に向けて頑張っていきたいです。















                                                柏 正則校長